呼吸時の息の通り道である気道に炎症(好酸球性)があるとき、息の中には健康な人に比べNO(一酸化窒素)と呼ばれる成分が多くなります。そこで息の中のNOの量を測ることで、気道に炎症(好酸球性)があるかどうかを知ることが出来ます。喘息は呼気NOの上昇をきたす代表的な疾患です。また、喘息の治療を行うと呼気NOの量は減っていきます。そのため、治療効果を知る助けにもなります。
検査は器械に息を10秒ほど吹き込んでもらうことで出来ます。
※食事・喫煙は検査結果に影響を与えますので、検査前1時間はお控えください。
喘息は大人になってから発症することもある病気です。息苦しい、長く咳が続く、息がゼーゼー鳴るなど気になることが有りましたら是非ご相談ください。